NISA神改正について思うこと

NISA

前回の記事でもお知らせいたしましたが、2024年から新NISAの制度がスタートします。
世間では神改正!と叫ばれていて、僕も調べてみましたが、素人の僕が見ても、これはすごいなあ、とわかるような革新的な改正でした。
じゃあ、2024年から投資を始めるから、旧NISAの制度はいいや、ってなると思うし、実際その通りなんですが、ちょっとお待ちください!
今回の改正で、NISAはものすごい進化を遂げています。
だからこそ、考えてみたいんです。
なぜ、こんな進化を遂げたのかを。

貯金大好き、投資大嫌いの日本人

日本人は大の株嫌いと言われ、貯金を大事にする国民性と言われています。
実際に自分自身もそうでした。
ですが、欧米では貯金は少数派で、多くの人は財産を投資してるそうなんです。
ある調査では、アメリカの家庭資産の割合は、株約35%、投信約11%、債券約5%で、それに対して現金・貯金は約13%程度だそうです。
これは、国民性の違いもあるのでしょうが、子供のころから金融教育などもされていて、投資するのが当然と考えている部分もあるようです。
日本でも高校などで金融教育が始まるらしいですよね。
僕的に感じたのは、恐らく政府は欧米のように投資をスタンダードなものとしようと考えているような気がします。
これからは、日本にも金融の教育を受けて、投資に違和感のない子たちが世の中に続々デビューしてくるわけです。
となると、歴史は繰り返すです。


電話を思い出してください。
僕らの小さい頃は、家庭に黒のダイヤル電話があるのが主流でした。
そして、いつからか、携帯電話が普及し始め、更にスマホに進化しました。
当時って、俺は携帯は持たない主義だ、とか、今でも頑なにガラケーにこだわっている方っていますよね。
それが、悪いと言ってるわけじゃないんですよ。
でも、歴史を見ると、大きな波に飲み込まれていくわけです。
投資についても、同じことが言えるかもしれません。
黒電話の時代の僕たちから見ると、携帯電話、スマホって、ものすごい革新的なものですよね。
ところが、今の子供たちは保育園にもいかない年代から、スマホやタブレットがあるのがあたり前の時代になっているわけです。
投資も同じかもしれません。
10年後には、投資をしていない人がしている人に比べて、取り残されているような世の中が来るかもしれませんよね。

だとしたら、早めに始めた方がいいと思いませんか?
だって、老後2000万問題が少し前に話題になりましたが、年金頼みではなく、自分の資産、自分の老後は、自分で考えてね、という時代が来るかもしれません。
僕らの年代からすると、今更そんなこと言われてもと思うかもしれません。
でも、人生100年時代と言われています。
もちろん若い人たちの方が資産形成という点については有利なんだけど、50代、60代でも遅くはないと思うんです。
要はやるか、やらないか、仮にやらないとしても、知識があってやらないという選択をするのであれば、それはその人の選択だから仕方ないですよね。
でも、知らなかったで、時を浪費するのってもったいないですよね。
僕自身も、10歳若かったらなあ、と正直思いますもん。

50代からの投資、50代からのNISA

だけど、年のことを今さら言っても仕方ないですよね。
それに、僕は今からでも全然間に合うと思っています。
だから、僕は投資に挑戦したいと思います。
何より、ただ老後を心配して増えもしない貯金をコツコツするより、確かにリスクはあるかもしれませんが投資でお金が増えていったとしたら、きっと楽しいと思うんですよね。

投資するからにはNISA制度はぜひ利用したいと思います。
ということで、次回、まずは旧NISA制度を調べてみようと思います。
旧NISAを知ることで、新NISAの神進化が理解できると思います。
そのことを理解したうえで、なぜ政府がこんな改正をしたのかをそれぞれで考えると、より投資をする意味、意欲の向上につながるのではないかな、と僕は感じますけど、みなさんどうでしょう?

ナム
ナム

僕は投資するのが普通の時代が来ると思います。
今からでも、少しでも早く始めた方がいいと思います。
なんて、ド素人の意見ですけどね。