日経3000円暴落!IHIは決算で奇跡の復活?
11月最初の連休明け。
前日の米国市場はそれほど悪くなかったこと、先物が戻してきてほぼ続き足くらいの水準であったことから、少しは落ち着いた相場になるのかと思いきや……。
で、今日は寄り付きの雰囲気だけ確認して、張り付けない日であったので、昼パソコンを開いてみると
なんと、日経平均は一時3,000円以上の大暴落!
ところが、そこから一気に2,000円以上も値を戻し、終わってみれば893円安。
いやいや、値動きが激しすぎる!
しかも、今日は保有しているIHIの決算発表日。
こちらも一時2,116円まで急落したものの、最終的には2,394円まで回復。
日経平均が大きく下がる中、IHIはまさかのプラス引けとなった。
さて、いったい何が起きたのか。
本日の日経・TOPIX
本日の日経

62,188.63円 前日比-893.23円(-1.42%)
日経平均は3営業日続落。
米国中間選挙の結果を受け、AI・半導体関連株を中心に売りが拡大。一時3,051円安の60,030円まで急落した。
しかし、午後には買い戻しが入り、下げ幅を大きく縮小。
最終的には893円安で終了した。
本日のTOPIX

3,895.38ポイント 前日比-34.90(-0.89%)
TOPIXも3営業日続落。
日中は一時3,792.20ポイントまで下落したものの、午後には回復した。
東証プライム市場では値下がり銘柄が1,084銘柄となり、値上がり銘柄の425銘柄を大きく上回った。
市場全体としても売りが優勢な一日だった。
日経・TOPIXから考察する本日の日本市場
日経平均は1.42%安、TOPIXは0.89%安。
特にAI・半導体関連の大型株が大きく売られ、日経平均の下落幅を拡大させた。
ただし、午後には買い戻しが入り、下落幅は大幅に縮小。
一方で空運業や不動産業などは上昇しており、すべての銘柄が売られたわけではなかった。
本日の注目ニュース
〇米国中間選挙で民主党が躍進、日本市場にも影響
この日の日本市場を大きく動かしたのが、米国中間選挙の結果。
民主党が上下両院で多数派を奪還する見通しとなり、トランプ政権の政策運営に不透明感が広がった。
特にAIデータセンター建設などに対する政策の変化が懸念され、日本の半導体関連株にも売りが集中したと報じられている。
ただし、午後にはトランプ大統領が民主党との協調姿勢を示したことなどから、投資家の警戒感が和らぎ、買い戻しが進んだとみられる。
〇IHI、好決算と増配を発表
この日、個別銘柄で注目したいのがIHIの決算。
11月4日13時に発表された2027年3月期第2四半期決算では、4~9月の最終利益が前年同期比52%増の849億円となった。
さらに、通期の最終利益予想を1,720億円から1,850億円に上方修正。
年間配当予想も23円から25円に引き上げた。
業績も配当も上方修正という、株主にとって明るい内容となった。
もっとも、7~9月の最終利益は前年同期比29%減少しており、すべての数字が好調というわけではない。
今後は利益成長が続くかどうかにも注目したい。
本日の話題株
〇フジクラ(5803)

終値3,680円 前日比-220円(-5.64%)
フジクラは3,903円で寄り付いたものの、その後は大きく下落。
一時3,472円まで売られたが、午後には買い戻しが入り、3,680円で終了した。
米国中間選挙を受けたAI・データセンター関連株への警戒感が、株価の重荷になったと考えられる。
前営業日の終値3,900円から大きく下げており、今後の反発が注目される。
信用取引(デイトレ)の結果
なし
信用取引(6カ月保有)の結果
〇IHI(7013)

終値2,394円 前日比+88円(+3.82%)
買建金額 2621.5円 含み損益 -23252円
朝方は2,349円で寄り付いたが、市場全体の急落に巻き込まれ、13時過ぎには2,116円まで下落。
しかし、13時に発表された決算では通期利益予想の上方修正と増配が明らかになった。
その後は急速に買い戻され、一時2,399円まで上昇。
最終的には2,394円で終了した。
日経平均が大幅安となる中、好決算を材料に5営業日ぶりの反発となった。
今日の昼頃確認した際には、-9000円近くになっていて、
「やっぱ決算ダメなの?世の中厳しすぎだろう・・・」
と思ったが、急上昇!!そうこなくっちゃ!
〇りそなホールディングス(8308)
終値2,220円 前日比±0円(0.00%)
買建金額 2379円 含み損益 -16301円
2,212.5円で寄り付き、朝方には2,256.5円まで上昇。
しかし、市場全体の急落に巻き込まれ、午後には一時2,135.5円まで下落した。
その後は買い戻しが進み、終値は前営業日と同じ2,220円。
一時は大きく売られたものの、最終的には下落を回避した。
11月10日の決算発表を控え、今後の値動きにも注目したい。
今日は予定があったのでここも基本放置であったが、一時大きくマイナスに振れていたので、
絶望的な気分になったが、よく戻してくれた。
本日の銀行株全体の動向
この日の銀行セクターは、前営業日比0.28%安と小幅下落。
TOPIX全体の0.89%安に比べると、比較的底堅い動きとなった。
りそなHDも一時は大きく下げたものの、終値では前営業日と同じ水準まで回復した。
先週の日銀会合では政策金利の据え置きが決定され、追加利上げの時期が引き続き注目されている。
銀行株にとっては金利動向に加え、これから本格化する決算発表が重要な材料となりそうだ。
本日の損益
本日の確定損益:0円
今月の確定損益:0円
今年の確定損益:82012円
通期の確定損益:1198563円
現在の含み損益:-39553円
投資信託の結果
◎オルカンに投資
・成長投資枠
取得価格:23379円 現在価格:37718円 評価損益:36941円
・つみたて投資枠
取得価格:28670円 現在価格:37716円 評価損益:1057022円
本日の反省と感想
今日は、予定があり、相場を見ていられなかったが、昼頃見て、まず「なんじゃこりゃあ?!」と
なり、引け近くで見て「え?、どういうこと?」というのがリアルな反応だった。
IHIは仮に決算が悪くても、それなりに織り込んであるだろうとは予想していた。
なので、売るつもりはなかったが、こんな相場になるとは思ってなかったので買の準備もしていな
かった。
今日は、ただただ、二回ビックリさせられた一日だった。
フジクラも買いを考えた価格まで落ちてきたが、アメリカで民主党が勝ったことにより、AIデータセン
ターへの風当たりが強くなると予想されているので、まだ落ちる可能性があるかもしれない。
翌営業日(11月5日)の注目材料
① IHIの決算を受けて
11月4日のIHIは、決算発表後に急速な買い戻しが入った。
通期利益予想の上方修正と増配という好材料が、翌日以降も買いにつながるか注目したい。
特に2,400円台を回復できるかが、短期的な注目点となりそうだ。
② 日経平均の急落が収まるか
日経平均は一時3,000円以上下げたものの、終値では893円安まで回復した。
大幅な下落局面で買いが入ったことは確認できるが、下落が終わったと判断するには早い。
今夜の米国市場の動きも確認したい。
③ 銀行株とりそなHD
銀行セクターは市場全体に比べて小幅な下落にとどまった。
りそなHDも2,220円まで値を戻している。
翌日も2,200円台を維持できるか、そして11月10日の決算発表に向けて買いが入るかに注目したい。
11月4日の相場を振り返って
一時3,000円以上も下落した日経平均。
一方、IHIは好決算を発表し、まさかのプラス引け。
同じ日の相場とは思えないほど、銘柄によって明暗が分かれた。
市場全体が急落していても、企業の業績によって株価が反発することがある。
改めて、決算の重要性を感じさせる一日となった。
さて、明日はこのまま反発が続くのか。

